「木酢液で害虫対策にアトピー肌改善?!」



害虫避けや色々な肌トラブルに効果があると言われる木酢液。どのように作られるのでしょうか?どんな使い方があるのでしょうか?注意点は?ちょっと知っておくと便利な情報をお届けします。


木酢液は、木材から炭を作る工程で抽出される液体で、「日本炭窯木酢液協会(JEWA)」によって精製の際の規格が定められています。

木酢液が作られる工程を少し詳しく見ていきましょう。

広葉樹や針葉樹の木材を空気の少ない窯の中でゆっくり加熱していくと、まず樹液に含まれた水分が蒸発し「水煙」と呼ばれる煙になって出てきます。次に、植物繊維が熱せられ黄白色の「きわだ煙」が生じます。最終段階で、一つの成分が熱分解されると「青い煙」が発生します。

異なる煙が生じる3段階の中で、2段階目に発生する「きわだ煙」を煙突の中で冷やし、液状にしたものが木酢液の元となる「粗木酢液(あらもくさくえき)」と言うものです。

原液を数日から数ヶ月以上保存すると、一番下にタール分、真ん中に赤褐色の液体、一番上に油分…と3層に分かれます。真ん中に集まった液体が、木酢液です。

木酢液には、植物や動物の体内に浸透しやすい200種類以上もの有効成分が含まれています。

木酢液を農作物や園芸植物に利用する方法が、いくつかあります。例えば、農薬の希釈剤として水ではなく木酢液を使えば、農薬の使用量を半分まで減らすことができるようです。また、堆肥をよく発酵させ腐らせるための促進剤として使えたり、害虫除けの散布剤としても使えたりします。

私たち人間に使う場合は、お風呂に入れるだけの「入浴剤」として販売されているものを利用すると良いでしょう。酢酸という木酢液の主成分には、除菌効果や消炎効果、かゆみ止め効果があると言われています。アトピー肌や乾燥肌、水虫、あせもなどを解消するものとして、“木酢液商品”が販売されています。

色々な効能があるとされていますが、まだ“未知の液体”で安全性の点で試験的段階の部分もあるので、使用する際は指示書に十分従ってください。